Tyler K. F
Oracle Code ライター。古代の叡智×スピリチュアル科学×裏世界の理解を通じて、人間の神秘と宇宙の設計を解読中。🇯🇵 x 🇨🇦
「人間が苦しむのは、神々が遊び心で作った世界を真剣に受け取りすぎるから。」
物心ついた頃から、日本とカナダという二つの文化の間で育ちました。音楽好きな父の影響で、幼い頃から音やアートに囲まれた日々。自分の心が動かないものには執着せず、いつもその場を変えてきました。人生をもっと面白くするには、ほんの少しの勇気があればいい。やりたいことだけを選びながら、もし永遠に生きるとしたら――そう考えると、「今日」をどう生きるかが自然と見えてくる。
自分は人生の大半を、神という存在をあまり信じていなかった。というより、崇高な何かの存在があることは確かだが、何をガイドに信じればいいかがわからなかった、というのが、正しいかも知れません。
27歳で人生のパートナーと出会い、父となり、無償の愛を「与える側」になることで、人としての在り方が大きく変わっていきました。家族という存在があれば、どんな困難も乗り越えられる――そう、心の奥から思えるようになった。そして何よりも、「今」に向き合うことができる。
家族とは、一つの永遠に続く会話のようなもの。数秘で最も高い波動を持つ「33/6」が、最上の無償の愛を象徴しているのは、大きな理由があります。家族というかたちは、自分が自分らしく在ることを許される、魂の本来の居場所とあるべき姿だと思います。
数秘術という智慧に出会ったのは38歳の頃、この世界のすべて――人の性質、時間、音、色、そして地球のリズムまでもが、完璧な数のパターンや設計で成り立っていることに気づきました。
1で始まり、2で出会い、3で創造し、4で秩序が生まれ、5で自由を知り、6で家族が完成し、7で神秘に触れ、8で豊かさを受け取り、9ですべてが実を結び、新たな巡りがはじまる。この本質的な循環の中で、「どう生きるか」に対する答えが、少しずつ、自分の内側から浮かび上がってきました。
親が老いていく姿や、親族の死を見つめ、誰もが必ず辿り着く「死」という現象について考えることが多くなりました。特に臨死体験についての経験談を聞けば聞くほど、これは幻覚やその人だけに起きた不思議な現象ではなく、人間であれば例外なく全員が体験し、辿り着く場所であり、結論として「意識は永遠に残り続ける」という確信に変わったというわけです。
「もし、自分が永遠に生きる魂だとしたら、今日という一日をどう使うのか?」
よく言われる「明日死ぬかもしれないから今日を大切に」ではなく、逆に、永遠という視点から「今」を眺めています。そのとき、自分の中に湧き上がったのは、“この人生では、魂が本当に望むことだけをして生きよう”ということでした。
家族に加え、血のつながりを超えた、本来の魂の姿で繋がれる“ワンネスの家族”。誰もがその一員として、自分らしく自由に表現できる世界。そんな未来を信じながら、「無限ライフの魂」の、今の一時的な地球界を「ゲーム」のごとく楽しみましょう。